二月経過
仕事と文集に気をとられて、備忘録がすっかり停止していた件。
明日はお勉強会があるので、そこでお話をするから
旅フラッシュバック来るはずだから、その勢いでもう一回がんばる。
古城と魔女の塔
次に訪れたのは今夜のお宿、ラプンツェルの塔と歌われる高い塔のある古城ホテルトレンデンブルク。
塔に上ってラプンツェルを堪能したのは翌日の朝なので、まずは古城で過ごしたおとぎ話の一夜を先にまとめます。
今回、ツアーが大人数のため、古城ホテルだけでは部屋数が足りないということで、数名は近くの民宿に分かれるということになっていました。
この組分けのために、まずはハーメルンのホテルでのディナーでくじ引きが開催されていました。
さらに、お城を使ったホテルということでお部屋も多種多様だということで、部屋割りも到着後にくじ引きで決定。
ここでもさらに本館とは別に魔女の塔?といわれる別館とも分かれました。
お庭がとてもきれいにライトアップされていたのと、本館とはまた違う登ってきた山道が見える風景、ペンションのような落ち着きがあり、別館は別館でとても素敵な建物でした。
今回は全部屋ツアー参加者ということで、たっぷり見学させていただきました。ラッキー。
従業員総出で荷物を運んでもらっている間に別館の見学を済ませてから本館に移動。
(この従業員の皆さん、全員すてきにイケメンでした。ドイツ最高。)
エレベーターのない四階建ての建物のなか、10~20キロの荷物を運んでくれた皆様に感謝しつつ、荷物が届くまでお部屋見学続行。
もとがお城なので、すべてのお部屋が同じつくりということはあり得ず。通称として「王女の部屋」「王子の部屋」「召し使いの部屋」と呼ばれたりしていました。
どのお部屋も工夫を凝らして居心地よく過ごせるようにしてあったのが印象的でした。
私たちが当たったのは「王子の部屋」?グリーンでまとめられてベッドに天葢はなし。
それでも他のお部屋よりはひろく、備え付けの家具は多く、書き物机やソファセット
までありました。
お城のシンボルツリーが目の前で、窓を開けると目の前はラプンツェルの塔で、見張らしも素晴らしかったです。
あとユニットバスでしたが浴槽つきで、洗面台は女優ライトつきミラー(楽屋とかにありそうなの)飾りにカエルの王子が置かれているなどの遊び心つき。
とても素敵なお部屋でした。
キャアキャア騒ぎつつ、他のかたにもお部屋を紹介しているうちには、ディナーの時間。食堂に移動。
お食事が有名なホテルらしいのですが、毎回利用されていると言うこともあってか、この日はホテルがサプライズで用意してくれた、このツアーのためのスペシャルディナーだったそうです。
(メニューリストを撮影したし、解説もしてもらったのですが、その内容を忘れてしまったので、詳細は確認してから追記します)
食事を楽しんだあとは、ベランダでコーラスの練習。またしても楽譜を持っていないので、聴きに徹しました。
夕暮れに映えるコーラスの音色はとても素敵でした。
それから夕暮れせまる庭を散策しているうちに夜のお話会の時間になったので、移動。
最初は二階にある会議室のようなサロンで集まるのかと思いきや、階段が開かれていたのは地下への道。
そこに広がていたのは、騎士の間といわれる石造りの地下室でした。
燭台の明かりで、グリム童話のお話会が開催されました。
日本各地で語り部をされている方々だけあって、とても素敵なひとときでした。
ひとつは赤ずきんちゃん、もうひとつは三枚の鳥の羽。
うろおぼえで「カエルのお姫様が出てくるグリム童話があったような?」と思っていたので、この日、このお話を聞けてちょっと嬉しかったです。
最初はしっかりと耳を傾けていたのですが、語りの心地よさと一日の疲れが蝋燭の揺らぎと合間って、寝入る人も多数。昔ばなしの語りらしいよい雰囲気だったんじゃないかと思います。
私も後半、カエルのお姫様が嫁勝負に参加する辺りからの記憶が落っこちていたりします。
おやすみなさい
姫君の薔薇の塔
雨に降られつつ、次に訪れたのはザバブルク城。
荊姫がお出迎えしてくれたのを見かけたと言う方もいましたが、
私自身は目視できず、残念。こちらでは時間がおしていたことと天気が悪かったと言うこともあり、あまりお買い物の時間もなく。
ザバブルグオリジナルブレンドのお茶を購入し損ねたのが残念でした。
あと、ワイン。このときはまだ免税の範囲内で買い物をしようと思ってセーブしていたので、我慢したのですが、
旅のお土産は一期一会だと、今になって悔やんでいます。
でも、お城の見学は楽しかったです。
廃墟になっていたと言う棟も、見学がしやすいように整備されていて
あちらこちらに物語のレリーフが飾られていたり、庭園は手入れが行き届き
なによりとても見晴らしが素晴らしくて。
古城を満喫することができました。
キーボード導入!
タブレットに切り替えての記事更新。
これで少しは打ち込みが早くなるかしら?
あたらしい機材に操作が不馴れなのだけど、
やはりキーボードは手に馴染みます。
パタパタ打ち込むの楽しい。
blog更新とは別に、先週、デジカメに撮り溜めてきた写真を現像してきました。
500/2500
肝心の画像が入っていなかったりボケたり抜けているものも多かったので、
これから調整してアルバムを完成させていければと思っています。
約束している報告会もまだ一回しか果たしていないし。
それとは別で、船便で二ヶ月はかかるかもしれないと言われていたワインが無事に到着しました。
期待していたよりは遅かったけど、思っていたよりは早かったのでこれは嬉しい。
この旅を応援してくれた人と会う口実に楽しく使ったり
おうちでゆったり楽しんだり
幸せな時間に開けていければと思います。
ワインセラーもない高温多湿な我が家なので、
保管するよりは美味しいうちに飲んでしまうのが一番!
童話の森
昔の狩猟場な森。原生林立ち並び自然のままの姿ではありましたが、人の通る道はあらかた確保されていました。とはいっても、コースを外れたら柔らかな落ち葉と木の枝を踏み分ける野趣あふれた森の散策道。
雨が降っていたのであまり外れることはできませんでしたが、森を歩いている感は味わえました。夜露ではないけど濡れた苔藻は滑りやすそうでヒヤリ。
大樹が傘になっている広場、倒木の前で、初めてのコーラス。こちらに到着してから知ったのですが、実は毎回旅の課題曲があって、旅行中に皆でコーラスを仕上げていくのだとか。
私はバスに楽譜を忘れてしまったので大慌てでした。ホントはアルトを頑張りたかったのですが、楽譜がないと無理なので、メロディラインのソプラノに逃げました。
そぼ降る雨のなかの合唱団。なかなか趣のある一場面でした。
そのあと雨足が強くなったので急いでバスに戻り、森の散策は終了。でも、あの森に足を踏み入れることができてよかったです。
こどもの頃にかけまわった大野山林が懐かしくなりました。
グリムの森と古城
街を巡り始めたとたん、情報が目詰まりをおこしています。
情報が多過ぎて、どこを切りとってどう説明したらいいかと、モヤモヤ。ぐるぐる
一つ一つの出来事に対して受けた印象や情報が濃くて、あれもコレモとは書いていたら途方もなく時間とエネルギーがかかってバテてしまいそうなので、小見出し的にサクサク記事を上げて補足を足していく作戦にします。
ひとまず、街巡りこの日の今日、
仕掛け時計を見るために昼間で過ごしたハーメルンを後にしてミュンヒハウゼンを通過したあとを、まずは3つほどに記事を分けます。
最初にラインハルトの森
次にいばらひめのお城
古城ホテルはディナーとナイトプログラムがあり、翌日の朝には塔にも登ったので、
夜と朝とで、2日分にまたがる形で分けてみる方向で。
ここまですしめてみたら、怒濤のファーストインパクト一区切りになって、
このあとは慣れてすこしやり易くなっていく、はず。多分
笛吹き男とホラ吹き男
ビビビのねずみ男
って、ゲゲゲの鬼太郎のねずみ男が名乗るときがあったような気がするんです。
なぜ、ふとそんなことを口走ったかと言うと、
今回ハーメルン到着後、なぜか「笛吹き男」というワードがでてこなくて、ずっと「ハーメルンのねずみ男」と言いまくっていたんです。
ねずみ男だと日本妖怪になっちゃう!!
と、セルフ突っ込みまではできるのですが、それでも「笛吹男」とは最後まで出てこなかった、
頭と口がまわらかった残念な人です。
帰国してからも「ねずみ男」「ねずみ取り男」言ってからしか
「笛吹男」がでてきません(ちーん)
頭と口はあまり回っていませんが、からっぽなりに体を使って町中を駆け回り
一番最初の街であるところのハーメルン、楽しみました。
なんといっても止まったホテルからして、町の囲む様にして流れる川のそば。
遠くに山々を望むことができる、もと監獄ホテルというなんだかワクワクするようなロケーションでしたし。
始まりのドイツの町ということで、朝食前の朝の散歩なんかしちゃって、
町並みやゴミ箱、横断歩道に至るまでキャッキャしながら写真は撮るはガンガン歩くわ。
調子にのって遠くまでいって、大慌てでホテルに戻って朝食を満喫。
諸注意事項を聞いてからチェックアウト。そののち、自由にグループが形成され、集まったメンバーで川辺散策。街中探索。
(これらは別記事に写真つきでまとめたい)
郷土博物館なども巡って、市民劇も満喫しました。
確かに、あの伝説の道筋歩くことができる。そんな街でした。
午後1時に動くという仕掛け時計を見学して、ハーメルンは終了。
そこから移動して森や古城の世界への移動途中
立ち寄ったのが 、ミュンヒハウゼンという街。
ホラ吹き男爵の庭を覗いてきました。
実は今回ここを訪れるまで、私のなかで、ホラ吹き男爵とドンキホーテが混じっていたんです。
荒唐無稽で突飛なキャラクターとして、砲弾に乗って空を飛んだ男と風車に挑んだ男として。
今回、ミュンヒハウゼン男爵とドン・キホーテが違うのだと把握することができたました。
長年、どうしてキトリに向かって砲弾に乗って空を飛んで来ないのだろうとおもっていたのが解決。